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現在位置: トップページ > トピック記事 > 高齢者・障害者支援サービス・取組 > 周辺機器を選びIT環境をサポート

利用される方に合わせた周辺機器を選び、
個別のIT環境を整えるサポートに取り組んでいます(3/5)

3. どのような講習が行なわれていますか

当センターの2つめの主要な事業が、パソコンの講習です。講習は障害の特性に合わせて、肢体不自由知的障害視覚障害聴覚障害盲ろうの方というふうにコースが設けられています。初めてパソコンを利用する方から、より効率のよい活用を目指す方まで、集合教育と個別教育があります。そのほかにも、ITサポーターと呼んでいる当センターのボランティアさん対象の講座や、障害のある方を支援する支援者さん向けに単発で行なう企画講座もあります。

障害のある方向けの基本講習は、下記の3つの獲得を目標にしています。

しかし、わずかな時間の講習で全てマスターすることは無理ですから、終了後、個別に指導を受けたい方には「センターサポート」と呼ばれるサービスを行なっています。マンツーマンの講習で、1回2時間、ITサポーターが担当します。「センターサポート」は、センターに来館していただき受講していただくサービスですが、その自宅版が「訪問サポート」です。依頼者のご自宅に二人一組でITサポーターが訪問し、パソコンの設定や操作説明を行ないます。

また、就職を目標とした高度な講習依頼や、仕事への継続的な支援が必要なケースは、職能訓練校などの公的あるいは私的な研修機関、また地域の就労支援サービスを紹介しています。ときにはパソコンではなく、携帯電話の使い方などの講習も、必要に応じて企業と共同で開催します。

講習でパソコンを操作する皆さんの写真
※写真4 講習の風景

看護士やヘルパーなど支援者さんも講習を受けに来られる場合があります。IT機器の技術講座だけでなく、ITを使う前に知っておきたい“気持ちの準備”や“心のあり方”などを伝える講座もあります。

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