OQTAの鳴く声を聞いて笑顔を見せる女性
ユーザーにはどんな方々がいらっしゃるのですか?
高橋:都市部に住むご兄弟が実家のご両親に共同でプレゼントしたり、入院中の家族の病室に置いたり。ほかには結婚式のギフトとして新婚カップルに贈るなど、いろいろなケースがあります。 あるユーザーは、長年関係がぎくしゃくしていた両親にOQTAを贈ったところ、前よりもスムーズにコミュニケーションを取れるようになったそうです。
シンプルなデザインだから、プレゼントとしても贈りやすいですよね。
高橋:ある男性ユーザーは仕事が忙しくて奥さんや子どもと話す時間をあまり持てなかったことから、せめてものコミュニケーションにとOQTAを自宅に置いたそうです。仕事の休み時間や帰り道に鳴らしていたところ「理由はわからないが家族は喜んでいた」と教えてくれました(笑)。仕事終わりにハトを鳴かせたら、奥さんから「最寄り駅まで迎えに行こうか?」とメッセージが届いたこともあるそうです。
OQTAを介すると時間が無くても、相手のことを思い出したということを気軽に伝えられる。その積み重ねがご家族のうれしさにつながったのだと思います。
ある高齢の男性は、ご家族から贈られたOQTAを使っています。耳が聞こえづらいためにハトの声が聴こえないこともあるそうですが、ハトが時計から出てくるのを見るとうれしくなると言ってくださいました。
ハトが鳴いたことは音と動きで分かるので、聴覚や視覚に障害がある方にも使っていただけると考えています。鳩時計という外見はどんな方にも馴染み深いので、IoT製品だからと敬遠されにくいのもポイントです。