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パナソニック×ポラリスが手掛ける「自立支援介護プラットフォーム」で高齢者の暮らしを変える

3 プラットフォームを浸透させ寝たきり状態から回復する事例を増やしたい

これから「自立支援介護プラットフォーム」をどのように進化させたいとお考えですか?

山岡:普通に暮らしながら「安全かつ健康になる家」を手掛けることができたらと思います。具体的には、設置型のセンサーではなく、住宅建材とセンサーが一体化してモニタリングできるようなものが作りたいです。やはりカメラのようなセンサーが部屋にあると、どうしても意識しながら生活することになります。しかし、もし住宅建材自体がセンサーの役割を持つことができたら、いまより意識せずに健康状態や生活実態をモニタリングすることができます。介護に役立つことはもちろんのこと、ヒートショックなどの家庭内の事故や、子どもの見守りなどにも活かせるはずです。

「自立支援介護プラットフォーム」によって、高齢者の健康課題はどのように解決されるでしょうか?

山岡:まず、健康寿命と平均寿命のギャップを埋めることにもつながり、寝たきり状態を遠ざけることができる確率が高まるはずです。ちなみに、ポラリスではこれまで要介護状態から回復された人が、職員としてポラリスで働いており、支えられていた人が支える側に回るという事例もあります。ポラリスが培ってきたノウハウとパナソニックのテクノロジーを組み合わせることで、こうした事例を増やしていけたらと思っています。

佐伯:デイサービスでは運動など頑張れても、ご自宅ではなかなか頑張れない方も多いという実態があります。遠隔でも、センサーで捉えたデータを活用し、ご本人にとって実益あるアドバイスをお届けする「コンシェルジュ・サービス」の構築も視野に入れて開発しています。これができると、ますます、高齢者がご自宅で元気に生活する為の仕組みが充実します。

高齢者から乳幼児、また介護や育児を頑張る人たちの暮らしをアップデートさせていく全社テーマ「スマートエイジングケアプロジェクト」を牽引する山岡勝氏
高齢者から乳幼児、また介護や育児を頑張る人たちの暮らしをアップデートさせていく全社テーマ
「スマートエイジングケアプロジェクト」を牽引する山岡勝氏

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