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デジタルソリューションの活用で、障害者・高齢者の方が生活しやすい街に(横浜市の取組)

1 デジタルソリューションの力で障害者の方が使いやすい施設を作りたい

2022年7月に、障害者スポーツ文化センター「横浜ラポール」で行われたデジタルソリューションを活用した実証実験の概要を教えてください。

谷口智行さん(以下、谷口):障害者スポーツ文化センターの「横浜ラポール」は、1992年に障害者スポーツ・文化活動推進の拠点として設立された地下1階、地上3階の大型施設です。

障害者のスポーツや文化活動の充実を目的に、アリーナや温水プール、フィットネスルーム、創作工房などがあり、車いすバスケットボールや水泳、アーチェリーなどのほか、各種創作活動を行うことができます。しかし、築30年を迎え、設備や施設の老朽化が問題となっていました。

そこで、横浜市のDX事業を推進するデジタル統括本部から「横浜ラポール」を所轄する健康福祉局に、「施設にデジタル技術を取り入れて、施設の利便性を高めてはどうか」と持ちかけたところ、話が進み、さらに、中小企業のloT(※)利活用を推進する「I・TOP横浜」を運営する経済局との連携体制を作ることができました。そして、「横浜ラポール」の課題を解決できるデジタル技術を持った企業を募集し、施設にあったデジタルソリューションを提案してもらうことになりました。

松本圭市さん(以下、松本):今回、「横浜ラポール」の活動の充実と施設の利便性の向上をテーマに企業を募集した結果、8社からご応募いただき、最終的に6社を採択しました。

(※)loTはInternet of Thingsの略称。全てのものがインターネットに繋がる革新技術。情報通信技術の概念を指す言葉。

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