日本のウェブサイトのアクセシビリティ状況を把握するため、中央省庁、マスコミ、パイロット地域自治体のウェブサイトのトップページについて、J−WASを使ってアクセシビリティ点検を行った結果のレポートです。2001年8月時点と2002年4月時点での点検結果を比較しています。
以下に、レポート(プレゼンテーション資料)からテキスト部分を抜粋したものを掲載しています。
→ オリジナルのレポート(プレゼンテーション資料、PDF:34KB)はこちらから
この資料は、6章だてです。各章には番号がついた項目で、トピックスが区切られています。
以下は官公庁、自治体、大学、民間企業のトップページ及びトップページ以下の問題箇所数平均である。
以下は官公庁、自治体、大学、民間企業の問題点の箇所数を2001年8月と2002年4月で比較した結果である。
2001年8月と2002年4月の点検結果を比較すると、大幅に改善していたサイトは22サイト、やや改善していたサイトは24サイトであり、これらをあわせると点検したサイトの約3割で改善が見られた。
しかし、一方で全体の4割弱のサイトでは点検結果が悪化しており、特に25サイトでは問題箇所数が大幅に増加していた。
このように、一部サイトでアクセシビリティが改善しても、大幅に状況が悪化するサイトがあるため、全体としてはアクセシビリティの改善傾向は明確にならなかった。
以下は2度の調査で、アクセシビリティが改善されたもの、されなかったものの実数、及び割合(括弧内)を官公庁、自治体、大学、民間企業、調査対象全体で見たものである。
なお、用語の定義は次の通りである。
例えば以下のような問題を指摘できる。