詳細設計は、「みんなの公共サイト運用モデル」の「詳細検討シート」に基づいて進めて行きますが、ホームページの作成に関する知識が必要になります。基本的には、作成業者と進めていきましたが、その案内なしでは判断できないものがありました。私自身は、HTMLの若干の知識がありますのでわかりますが、初めての職員では困難な場合があるかもしれません。
研究会において、「手順書の中に前提知識を書いておく必要があるのでは」と申し上げ、手順書に反映していただきました。
実施手順に従い、さらに進めていくと、こういうタイミングでこういうことをしなくてはいけないのだなということが分かります。ここからは作成業者を入れてやりましょうとか。でも実際には、「基本検討シート」・「詳細検討シート」で決めたものが実際はどうなるかというイメージは分かりにくいですね。制作途中で、作成業者と細かいところのすり合わせが必要になります。
今回の作成業者は、元々対象サイトの保守を行っているところで、ウェブアクセシビリティに関する知識は持っていました。これが、ウェブアクセシビリティの知識を持っていない作成業者から「これはなにをやればいいんですか」と逆に聞かれたら、職員が指示できないだろうなと思います。そういう意味では、多くの作成業者がウェブアクセシビリティの知識習得されることを期待するところです。
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原本作成日: 2006年2月14日; 更新日: 2019年8月16日;