急速に普及しつつある「電子書籍」。その便利さを図書館サービスの充実に活用しようとする試みが「電子図書館」です。遠隔地であったり、身体上の理由により図書館への来館が困難なユーザーへの利便性向上はもちろんのこと、紙を介さないデータ化されたコンテンツを使うことで、マルチメディア対応や音声読み上げのほか、視覚障がい者に対する図書検索や閲覧方法などに工夫ができ、さらなる利便性の向上が期待されます。今回は電子図書館サービスの開発側とユーザー側の双方からお話を聞きました。
左:三田市立図書館 館長 平岡一仁さん
右:大日本印刷株式会社 hontoビジネス本部 山岡功さん