委託研究 / contract research



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ウエット法による有機ナノ構造構築技術の調査研究


委託研究概要

ナノ機構グループでは、有機分子で構成される新しいデバイスを構築するため、手軽に分子を自己組織化させ、ナノメートルサイズの構造体を構築する技術の研究を行っている。
超微細加工技術によって作成したインターフェースのための電極に真空中に分子を飛ばして、ナノ構造を自己組織化によって作ろうとする物である。この研究の中で、分子の自己組織化の部分を固―液界面を利用して行うことができないかを検討する。
具体的には、電気伝導性を示す分子性物質にLangmuir-Blodgett(LB)法を用いて、膜面内の構造が制御されたナノメートルサイズの構造作成を行う。すなわち、成膜分子の構造に工夫を加えることで、膜面内の構造が制御されたナノ材料を得ることが出来る。
この分子設計指針、手法を用いることにより、有機物(誘電体、半導体)のナノメートルサイズの構造、特にナノワイヤ構造、ナノドット構造を構築する。また、ナノワイヤ構造、ナノドット構造作成技術の発展として、ナノ機構グループで行っている技術との融合をはかり、分子配線、単電子デバイス創成をめざす。



相手先機関名

北海道大学 電子科学研究所



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所在地

〒651-2492
兵庫県神戸市西区
岩岡町岩岡588-2
Tel:078-969-2100
Fax:078-969-2200

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