委託研究 / contract research
再構成可能なナノコンピュータ
委託研究概要
ナノ機構グループでは、ナノメートルサイズのデバイスに基づいたコンピュータの設計理論を開発する。
本研究では、非同期セル・アレイ上の耐遅延回路をいかにして、効率的にシミュレートするかを示すことが目標である。しかし、本質的に均質なセル・ハードウェアを特定の耐遅延回路内に構成する課題は解決されないままである。この問題は要するに、特定の情報パターン、すなわち回路のレイアウトを表す適切な状態のセルの配置をセル・アレイ内の特定の位置に移動するという手法を開発することになる。この方法においては、情報をセル・アレイのある部分から別の部分に、セル・アレイ内の自己増殖と似た方法で複写するセルの集合的挙動を使用することになる。
これが委託業務であるが、研究課題「再構成可能なナノコンピュータ」は、これを遂行するものである。
相手先機関名
兵庫県立大大学院 工学研究科 電気系工学専攻 電子情報工学部門