(2)シナプスの発達
カハールが成長する神経軸索の先端にgrowth cone(成長円錐)を発見して以来100年以上知られていなかったその成熟過程を初めて記載した。 これは、現在も(3)のシナプス形態の可塑性を考える上でのスタンダードとして使われている。
図4 ショウジョウバエ胚神経筋シナプスの発達。Growth cone (成長円錐)は、このようなダイナミックな細胞運動を経てボタン状の構造に変化する。
Yoshihara et al., (1997) J. Neurosci., 17: 8408-8426.
総説は
Yoshihara et al., Functional & Integrative Genomics, 1(2001) 235-240.
(1)シナプス伝達の機構シナプス伝達の機構へ戻る(3)シナプスの可塑性 (ショウジョウバエ胚シナプスの生理学)へ進む
(4)フィーディング・ニューロン上のシナプス変化として”記憶形成を見る”へ移動する
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