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衛星光通信地上局を用いた研究開発

概要 鹿島宇宙技術センター2m望遠鏡 40cm小型光通信地上局 研究メンバー
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衛星光通信地上局を用いた研究開発

衛星光通信地上局の整備

世界で最初の衛星光通信は、1994 年にNICTが開発した光通信基礎実験装置(LCE)を技術試験衛星VI 号機(ETS-VI)に搭載し、静止衛星と地上の光通信のアンテナとなる1.5メートル望遠鏡を備えた光通信地上局間において1 Mbps の通信が行われたものです。

その後、宇宙通信システム研究室では、長年にわたって宇宙光通信の研究を推進しており、これまでに1メートル望遠鏡を備えた光通信地上局や車両に小型の望遠鏡を搭載した可搬型光通信地上局の整備も進め、国内や国際共同実験で光通信地上局を運用しながら、実験データの取得に成功してきました。

衛星との光通信の実施には、望遠鏡を高精度に駆動する必要があります。また、衛星と地上との間で光通信を行う場合、雲による光リンクの遮断など天候の影響を強く受けるという問題があります。宇宙通信システム研究室では、天候が異なる地点に地上局を配置するサイトダイバーシティに着目し、光リンクの形成確率の向上を図る研究開発を進めています。

NICT国内4拠点の光通信地上局
衛星-地上間光通信の課題
新規に設置される光通信地上局(赤字部分)

鹿島宇宙技術センター2m望遠鏡

現在、鹿島宇宙技術センターでは、日本最大級となる2m超の一枚鏡を使用した光通信アンテナを建設を進めています。
設置する望遠鏡は、大気ゆらぎの影響を除去する補償光学系を備え、温度環境の変化に強いセラミック系の素材で耐熱膨張性を持った光学系を構築します。

2m望遠鏡の設置により、光通信機能を持つ静止衛星や周回衛星との超高速光通信が可能となり、将来的には月との通信の利用も考えています。

建設中の2m望遠鏡(イメージ図1)
建設中の2m望遠鏡(イメージ図2)
項目 定義値

有効径

2,050 mm

主鏡口径比

F = 1.75

F 値

F 11.7

波面誤差

1/6 波長 @ 633 nm

主鏡素材

ZERODURE

コーディング

アルミ + SiO

仰角範囲

20 ~ 90 deg

表1 2m望遠鏡 主な仕様
■ NICTが準備する実験環境
  • 大気ゆらぎの影響を除去する補償光学系*を備える
  • 温度環境の変化に強い補償光学系 ⇒ セラミック系の素材で耐熱膨張性を持った光学系を構築

*補償光学系:大気を通過して波面が乱れた状態で望遠鏡を通過してくる光の波面の乱れを「波面センサー」で計測し、その情報をもとに「可変形鏡」を用いて乱れを補正する技術

NICTが準備する実験環境

40cm小型光通信地上局

小型局の特徴を活かし、光アンテナとしての40cm望遠鏡のクーデ焦点部に持ち込み装置の試験を可能とするテストベッドとして活用する目的で整備が進められています。

NICT小金井、鹿島宇宙技術センター、未来ICT研究所(神戸)の3か所に設置予定です。

40cm小型光通信地上局 外観図
項目 定義値

有効径

400 mm

主鏡口径比

F = 3

F 値

F 15

波面誤差

1/6 波長 @ 633 nm

主鏡素材

ZERODURE

コーディング

アルミ + SiO

仰角範囲

-5 ~ 90 deg

表2 40cm望遠鏡 主な仕様
■ NICTが準備する実験環境
  • 低次補償光学系
    • Tip-tilt成分の補正し受信光をシングルモードファイバーに結合させる
    • 受信光学系のみ
    • ビーコン光と受信光を分離する
    • 通信光波長は1550nm

  ※ 望遠鏡の光学系とインターフェースを取るためのリレー光学系も準備
  ※ 持ち込み装置を利用したい場合はこの光学系を利用の有無を含めて検討可能

NICTが準備する実験環境①
  • 送信模擬用望遠鏡
    • 小型局や可搬型光通信地上局の対向光源としての役割
    • 平行光を射出することで無限遠から到来する光を模擬することが可能

  ※ 可搬型光通信地上局や小型地上局の装置に実際に空間を通した通信光を模した光を入射させたい場合などに利用可能

NICTが準備する実験環境②

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