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戦略的創造研究推進事業 CREST


研究領域「生命動態の理解と制御のための基盤技術の創出」


研究課題
「細胞間接着・骨格の秩序形成メカニズムの解明と上皮バリア操作技術の開発」
研究期間 2013年10月~2018年3月
研究代表者:月田 早智子(大阪大学 大学院生命機能研究科、教授)
研究分担者:大岩和弘

概要-Outline-/ 目的-Purpose- / 方法-Methods- / 結果-Results-

概要

実施概要

上皮細胞は細胞間接着装置によって強く接着し、敷石状の規則正しい細胞輪郭を有するシートを形成する。この上皮細胞シートは、マクロには胸腔・腹腔など大きな生体コンパートメントの領域を、ミクロには血管や腸管、尿細管などの管腔を覆い、各コンパートメントに応じた様々なバリア機能により生体内外に適切な微小環境を形成する。 その際、上皮細胞シートのアピカル膜は、微絨毛や繊毛を形成することで構造的に分化すると同時に、多機能性のチャネルやトランスポーターの集積により機能的にも分化する。本プロジェクトは、上皮細胞のアピカル領域で、微小管を中心とした構造的・機能的秩序が生み出される仕組みを分子-細胞-組織の構造階層を網羅して数理的に理解すべく発足したものである。この研究チームの中で、本研究グループは、分子レベルでの試験管内機能再構築による必須要素特定、自己組織化メカニズムのエッセンスの抽出を目指してきた。 


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