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聴覚障害児のテンポとリズムの学習をサポートするデバイス「Palm Beat」

聴覚障害児にとってテンポやリズムの理解は、音楽を学ぶうえで難しいことのひとつ。そこで、その困難を乗り越えるために開発されたのが、光と振動を通してテンポやリズムを伝える「Palm Beat」という、たまご型と指揮棒型のデバイスです。具体的にどのようなデバイスなのか、またどのような学習効果が期待できるのかについて、開発に携わったメンバー4名に詳しい話を伺いました。

「Palm Beat」の開発メンバー。左から、電通の大江智之さん・阿部光史さん、筑波大学附属聴覚特別支援学校小学部元教諭の山本カヨ子さん、ピラミッドフィルムクアドラの阿部達也さん、以下肩書きは取材当時のもの。

「Palm Beat」の開発メンバー。左から、電通の大江智之さん・阿部光史さん、筑波大学附属聴覚特別支援学校小学部元教諭の山本カヨ子さん、ピラミッドフィルムクアドラの阿部達也さん、以下肩書きは取材当時のもの。

[ 目次 ]

  1. 「最先端のテクノロジーで社会をよくしたい」という想いで開発
  2. 「拍の感覚」を育て、リズムの存在を教えることが重要
  3. 指揮棒型デバイスからたまご型のデバイスに振動と光を伝える
  4. 「Palm Beat」でテンポやリズムの理解が促進された

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