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ワイヤレスネットワーク研究センターは、やる気溢れる新しい仲間を歓迎します。
研究者として、あるいは研究を支える技術者として、個性や経験を活かしてクリエイティブにキャリアパスを切り拓いていくことが可能です。ぜひご応募ください。
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先輩の声
ワイヤレスネットワーク研究センターで働く先輩たちに、NICTに入った動機や、入ってから驚いたこと、印象深いことなどを教えてもらいました。
コレフ ディミタル
宇宙通信システム研究室 主任研究員
現在の業務内容について教えてください。
宇宙通信システム研究室で、主に宇宙光通信を担当しています。国内外の大学・企業との共同研究や標準化活動、また、研究室のプロジェクトに関する研究開発など、沢山の活動に携わっています。
NICTに就職しようと思ったきっかけは何でしょうか?
早稲田大学の博士課程では空間光通信リンクを専攻していました。卒業する数か月前、当時在籍していた研究室の先輩で既にNICTで勤務していた方から、宇宙光通信分野で職を得るチャンスがあることを教えてもらいました。現在私が行っている業務よりも複雑なように思われたのですが、大気中の光伝搬や大気揺らぎの理論はほぼ同じ内容ですし、何回か行っていた空間光実験から追尾システムの経験がありました。NICTを就職先として検討した大きな理由の一つは、エンジニアとして、あるいは別の分野で職を探すのではなく、自分の関心がある専門分野で研究開発ができるという点です。
実際に働いてみて驚いたことや、NICTでしかできない経験はありますか?
良かったこととしては、フレックスタイム制ですね。これは興味深いです。標準化に携わる機会が与えられたことも嬉しかったことです。標準化では、自分が関心のある技術の道を開いていくことができます。また、自分が参加するどころか主導できるとは思いもしなかった共同研究や連携も多々あって、おもしろいです。
メッセージ
もし研究者としてのキャリアに関心があり、卒業後に次のレベルへと進みたい場合は、ぜひNICTにいらしてください!
阿部 侑真
宇宙通信システム研究室 主任研究員
NICTに入ったきっかけは?
NICTに入りたいと思うようになったきっかけは、宇宙開発に携わりつつ、ICTという社会基盤となるシステムに関する研究ができる環境がNICTに整っていると知ったからです。
大学時代にCanSatという模擬人工衛星開発プロジェクトに携わった経験から、宇宙に関する研究ができる職場を探す中で、NICTの宇宙通信研究室(現:宇宙通信システム研究室)を知りました。指導教授の先生がNICTの研究者と知り合いだったことや、所属していた研究室がNICTの研究室(宇宙通信研究室とは別)と共同研究をしていたことから、運良く宇宙通信研究室の研究者の方と直接お話しする機会をいただきました。そこで、宇宙開発に携わりたい、ICTという社会基盤に関わる研究がしたい、という私の興味と仕事内容が一致したと感じ、NICTに入りたいと思うようになりました。
実際に働いてみて驚いたことや、NICTでしかできない経験はありますか?
NICTに入って2年半(2019年10月現在)が経ちました。現在は、2021年度打上げ予定の技術試験衛星9号機に搭載する、電波と光のハイブリッド高速衛星通信ミッション「ETS-9*衛星通信プロジェクト」をはじめ、将来の衛星通信システムについて、大学時代の専門を活かしながら研究をしています。
「ETS-9*衛星通信プロジェクト」のキーワードの1つは「フレキシビリティ」です。そのフレキシビリティを活用し、ユーザの要求や伝搬環境が時間的に変化するシステムにおいて、技術試験衛星9号機に搭載されている通信機器をどのように制御するかが課題です。また、最近ではSpaceXやOneWebなどの企業が、多数の衛星によって構成される衛星コンステレーションの構築を始めています。このような大規模の衛星通信システムにおいて、どのように通信リソースを管理し、ネットワークを構築するのかという点も重要な課題です。
私の大学時代の専門はシステム制御でしたので、「衛星通信システムのモデリングと制御」をメインの研究課題とし、上記の課題解決を目指した研究をしています。このように、大学時代の専門を活かせるような研究を認めてくれるところがNICTの良い点だと実感しています。
技術試験衛星9号機の打上げや、大規模衛星通信システムが実現するのはまだ先なので、自分の研究が実を結ぶまでにはまだ時間がかかります。しかし、NICTでの研究は、自分が提案したシステムや方法が実際のシステムに組み込まれるための近道だと思います。また、宇宙開発やICTなどの大規模なプロジェクトに携われることのやりがいを日々感じています。
メッセージ
先に述べたように、大学時代の専門はシステム制御で、通信は全くの素人でした。しかし、最近は衛星通信システム、ひいてはICTシステムが急速に変わりつつあります。というよりも、時代に適するように柔軟に変わらなければいけないシステムが必要な時代です。なので、通信を専門としていない人も活躍できる場がありますし、むしろ通信を専門とする人以外の視点が重要だと個人的には思っています(もちろん、通信分野に長けていることに越したことはないですが)。
また、私はNICTで研究しながら大学院の博士課程にも所属しており、いわゆる社会人ドクターとして博士の学位取得を目指しています。修士課程を修了し、博士の学位を目指しながらNICTで研究する、というようなキャリアパスもあることも知っていただきたいです。
最初にも述べましたが、NICTの研究者に直接話を聞いたことが、NICTで研究したいと思った1番のきっかけでした。少しでも興味があれば、学会や展示会で直接NICTの研究者にアプローチをし、直接話を聞いてみてください。もちろん私でも構いません。新しい視点からの研究開発が求められている中で、「今までにないシステムを考えたい!」「大学時代の専門を宇宙開発に活かしたい!」「新しい衛星通信システムをゼロからデザインしたい!」という方に是非とも興味を持っていただき、一緒に働きたいと考えています。
*注:⌈ETS-9⌋の表記は宇宙通信システム研究室で使用している独自のプロジェクト名です。
大倉 拓也
宇宙通信システム研究室 主任研究員
NICTに入ったきっかけは?
大学4年生の時に配属された研究室で“研究”の虜になりました。
当時、研究室に配属される前に受けた大学の講義の中で紹介された宇宙太陽光発電と無線電力伝送を見て、宇宙で発電して、さらにその電力を“無線”で送る、そんな発想があるのか、と度肝を抜かれました。そうして、“無線”というキーワードに興味を持ち、無線通信に欠かすことのできない“アンテナ”についてもっと知りたい、研究してみたいと思うようになり、アンテナや通信に関する研究を行っている研究室への配属を希望しました。無事に希望する研究室に配属され、無線電力伝送やRFIDリーダ、基地局用アンテナなどの多岐にわたる研究をしながら、この分野の最先端に触れることや新しい発見、未知との遭遇は非常に心が躍りました。そうした研究生活の中で、研究を仕事にしたい!という思いが強くなり、大学院に進学する頃には博士課程に進むことを決意していました。また、宇宙太陽光発電への興味から“宇宙”にかかわる仕事をしたいという思いもありました。
研究を仕事としたい私にとって、我が国唯一の「情報通信」を専門とする国立の研究機関であるNICTは非常に魅力的な組織でした。“無線”・“アンテナ”・“宇宙”というキーワードから「衛星通信」に興味を持ち、ワイヤレスネットワーク総合研究センター宇宙通信研究室(現:ワイヤレスネットワーク研究センター宇宙通信システム研究室)の門をたたきました。
実際に働いてみて驚いたことや、NICTでしかできない経験はありますか?
国研として日本の情報通信を今後どのように発展させていくかといった施策を考えたり、世界に先駆けて最先端の技術を研究、実証したりすることはNICTでしかできないことだと思います。また、その最先端の技術をいかに普及させるかということについても考えています。こうした日本をより豊かにするための基盤技術の研究開発は難しい部分も多いですが、達成できた時の感動もひとしおです。
メッセージ
NICTに少しでも興味を持っていただけたらうれしいです。研究って面白そう、情報通信に関する研究してみたいと持っているそこのアナタ!ぜひ一緒に世界をリードするような研究をしましょう。アナタと一緒に働けることを楽しみにしています。
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