「J-WAS」は、平成13年度の実証実験に利用した、日本語ウェブサイトのアクセシビリティ改善を支援するためのシステムです。ここでは、「J-WAS」の機能や特長について説明します。なお、「J-WAS」は提供機能見直しに伴うシステム移行のため、既に公開を停止しています。
J-WASは、専用ウェブサイトにアクセスすれば誰でも無料で利用できます。(現在は公開を停止しています)
J-WASは、WCAG1.0の考え方をベースにしていますが、BobbyやA-Promptとは異なり、日本語の言語特性や携帯電話からインターネットへアクセスする方式の普及など、日本ならではのネット環境を考慮した独自の点検・修正を行います。
ウェブページの点検レポートでは、発見した問題点の指摘だけでなく、どういう利用者が困るのか、どう直せばよいのか、などを具体例を挙げて分かりやすく解説します。(もちろん、日本語です)
アクセス支援機能では、利用者のリクエストに応じて、文字の拡大や配色の変更など、一人一人に合ったページの修正をリアルタイムに行います。
画像を表示しないテキストブラウザや、音声読み上げでウェブページの内容がどのように伝わるか、実際に体験することができます。J-WASを使って修正したウェブページが正しく表示・読み上げされるかを確認することもできます。