研究室概要

ヒトはどのような脳の働きを介して自分自身や外の世界を認識しているのでしょう?あなたと私とでは、果たして同じように世界を認識しているのでしょうか?

CiNet羽倉グループでは、この問いが「環境の中でヒトがどのように身体を動かすのか」、とリンクしていると信じて研究をすすめています。

  • 私たちはどのように効率的に身体の動かし方を学習・記憶し、それを適切なタイミングで呼び出し、実行するのでしょう?
  • 私たちは自分自身の行為や自分の身体の形・大きさをどのように認識しているのでしょう?
  • 私たちの認知や意思決定は、どのように自分の身体や行為によって制約されているのでしょう?

これらの問いについて、心理・行動学的手法や計算論モデリング、脳機能イメージングや脳刺激法を駆使し、解明することを目標としています。

研究を通して、我々がナイーブに持っている「ヒト観」を更新できるような、「おもろい」研究を目指しています。

近日の予定

  • 2024.9.27: Journal of Neurophysiology誌に羽倉の書いた意思決定と運動コストについてのコメンタリーがEditorial Focusとして掲載されます。Journal of Neurophysiology誌に掲載されたCanaveral et al. 2024の論文についての解説です。

お知らせ

  • 2024.9.7
    羽倉が令和6年の日本心理学会国際賞(奨励賞)を受賞し、日本心理学会第88回大会(熊本城ホール)にて、受賞講演を行いました。

    2024.8.22-24
    羽倉が大会長を務めた第18回モーターコントロール研究会が大盛況の中、幕を閉じました(過去最高参加人数!)。ご参加いただき、盛り上げていただいた皆様、どうもありがとうございました!

    2024.8.14
    私たちのグループの論文、Decision uncertainty as a context for motor memoryが、Trends In Cognitive ScienceのSpotlight論文として、野崎大地教授(東京大学)のコメンタリーと共にとりあげられました。

    2024.7.12
    羽倉が、シンガポールで行われたAPCV 2024 SGシンポジウムで発表しました。

    2024.6.28
    大学院生の野上素子さんが、大阪大学学際融合を推進し社会実装を担う次世代挑戦的研究者育成プロジェクトのプロジェクト生として採択されました。野上さん、おめでとう!

    2024.6.11
    小笠希将さん(元研究員)を筆頭とした論文が、Decision uncertainty as a context for motor memoryがNature Human Behaviourに採択・オンラインで公開されました。プレスリリースです。

    2024.4.22
    石橋遼さんを筆頭とした論文が、Distributed and convergent representations of tools in human parietal and anterior temporal regions revealed by fMRI-RSAがPreprintでで公開されました。

    2024.4.15-19
    33rd Annual Meeting of Neural Control of Movement(クロアチア・ドブロブニク) にて、石橋、水野、野上がポスターで、羽倉が口答で筆頭で発表しました。

    2024.3.31
    Barbora Michalidesovaさんがインターンを終え、オランダに帰国しました。新しい運動学習の系を立ち上げ、これからも共同研究は続きます。Keep in touch!

    2024.3.31
    名古屋工業大学大学院からインターンとして一緒に仕事をしてくれた下村理雄さんが無事に修士を獲得し、ゲームプログラマとして就職しました。下村さんは研究室の立ち上げになくてはならない人でした。ありがとう!新しい世界での活躍をお祈りしています!

    2024.1.4
    CiNet 全体会議にて、野上素子さんのポスター発表が優秀発表賞を受賞しました!また、当日行われた所内卓球大会にて、羽倉が優勝、Barboraさんが準優勝しました。野上さん、Barboraさん、おめでとうございます!

    2023.10.2
    オランダのLeiden大学からBarbora Michalidesovaさんが、インターンとしてグループに加わりました。2024年の3月まで、我々との共同研究を実施します。ようこそCiNetへ!

    2023.9.17
    羽倉が、神戸で行われた日本心理学会のシンポジウム「アクティブ・サーチ」にて発表しました。

    2023.7.6 - 2023.8.22
    Matthew Longo教授がひと夏、我々のグループに滞在し、共同研究を実施しました。Matthewさん、ありがとう!

    2023.7.1
    水野純平さんが研究員として、小幡椋平さんが実験補助員としてグループに加わりました。ようこそCiNetへ!

    2023.6.30
    Jie GAOさんが、京都大学白眉助教に着任、異動しました。Jieさん、短いけど楽しい時間でした。All the best!

    2023.4.20
    羽倉がCiNet平島雅也、およびホンダ技術研究所との共同研究をNeural control of Movement学会(NCM2023)にてポスター発表しました。

    2023.4.1
    新年度、野上素子さん、竹重俊佑さんが大学院生としてグループに加わります。ようこそCiNetへ! 下村理雄さんも今年度も引き続き、グループメンバーとして滞在してくれます。

    2023.3.15
    小笠希将さん(前・研究員、現・福岡大学助教)を筆頭著者とした論文がbioRxivにプレプリントとして公開されました。

    2023.3.11
    羽倉をチェアをした第8回CiNet Conferenceが盛況のうちに閉会いたしました(オンサイト、オンライン、各60名程度、継続的に参加)。ご講演いただいた方々、ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました!

    2023.3
    羽倉が共著者として参加したニューロフィードバックのメタアナリシス論文がNeuroImage誌に採択されました。

    2023.1.4
    明けましておめでとうございます!石橋遼さんが研究員としてグループに加わりました。ようこそCiNetへ!

    2022.12.26
    GAO Jieさんが、第13期京都大学白眉プロジェクトのメンバーに内定しました。おめでとうございます!Jieさんは2023年の夏までCiNetで研究を続けます。

    2022.12.22
    羽倉をチェアとして2023年3月7-9日の日程で実施される第8回CiNet Conferenceのプログラムが公開されました。

    2022.11.23
    新学術領域「時間生成学」の国際シンポジウムで羽倉が口答発表を行いました。

    2022.11.21
    羽倉を筆頭著者とした運動のコストと知覚のインタラクションの研究論文がPLoS One誌に採択されました。ドイツの研究グループとの共同研究の端緒となる論文です。

    2022.11.12-15
    野上素子さんの申請書が見事採択され、ASCONE2022 へ参加しました。野上さん、おめでとう!

    2022.10.1
    Jie GAO さんが研究員としてグループに加わりました。ようこそCiNetへ!

    2022.9.14
    羽倉が、京都大学ヒト行動進化研究センターにて、講演を行います。

    2022.9.5
    下村理雄さんが、インターン生として、名古屋工業大学大学院からグループに加わりました。半年間在籍します。ようこそCiNetへ!

    2022.8.26
    羽倉がプログラム委員を務めた第16回モータ―コントロール研究会にて、シンポジストとして発表を行いました。

    2022.6.1
    野上素子さんが、研究補助員としてグループに加わりました。ようこそCiNetへ!

    2022.6.1
    認知・運動神経科学グループ(羽倉グループ) のウェブサイトをオープンいたしました。

    2021.4.1
    認知・運動神経科学グループ(羽倉グループ)がCiNetに発足しました。
Copyright © Nobuhiro Hagura
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