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視覚障害のある人のために(その1)
「ストローの先で覗くインターネット」

梅垣正宏氏の写真視覚障害者の情報アクセスはまだ多くの困難さ、問題点が残されています。しかし、インターネットの爆発的な普及が、着実にその生活を変える道具としての役割を果たしつつあります。日々の生活だけではなく、社会との結びつきを強め、仕事の可能性を広げ、そして障害者の人生そのものに大きな影響を与える段階に進んできました。それだけに、ウェブアクセシビリティなど障害のある人たちの情報アクセスをいかに確保するか、具体的な技術と解決策が今ほど求められている時代はありません。

今回は、日本規格協会ウエブアクセシビリティ国際規格調査研究部会の副主査としてご活躍の、国学院大学経済学部兼任講師の梅垣正宏氏に視覚障害者の情報アクセシビリティに関する話題を2回にわたり提供いただきます。

[ 目次 ]

  1. ソーダストロー
  2. 針の穴からストローへ
  3. 自分で選ぶことの喜び
  4. 社会に踏み出す視覚障害のある人たち
  5. アクセシビリティが変える社会

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