NICT 研究技術職 安部小百合
NICTの人 ICTで、未来をどうする?

研究技術職

安部 小百合

  • サイバーセキュリティ研究所
  • サイバーセキュリティネクサス
  • CYNEX研究開発運用室 主任研究技術員
  • 2021年入構

[プロフィール]

情報系の学部・大学院で学び修士課程修了後に、民間企業に就職。その後2021年10月、NICTのサイバーセキュリティ研究所に入構。CYNEX事業に従事し、民間企業などのサイバーセキュリティ製品の開発支援に携わる。2025年4月からパーマネント研究技術職に採用。

※部署・役職はインタビュー当時のものとなります。

ICTで、未来をどうする?

サイバー攻撃から情報社会を守る

NICT 研究技術職 安部小百合

ICTの進化と同時に、コンピュータやネットワークへの不正アクセスやデータ盗難、破壊などを目的としたサイバー攻撃も進化する。そんなゴールが見えない領域だからこそ、常に技術のアップデートをしながら、安全で快適な暮らしができる社会に寄与したい。

NICT 研究技術職 安部小百合

民間企業で、企業のセキュリティ診断も
携わった後、
社会全体に貢献できる仕事がしたいと考えてNICTに入構。

NICTに入構する前は、セキュリティサービスを事業展開する民間企業に技術者として約5年間勤務し、クライアントのセキュリティを強化をする業務に取り組んでいました。しかし、次第に社会全体のセキュリティに貢献できる仕事に就きたいと考えるようになり、公的な仕事がしたいと、セキュリティ関連のイベントで知り合って交流のあったサイバーセキュリティ研究所の井上所長に相談してエントリーしました。入構して感じたのは公的な機関にも関わらず柔軟性のある組織だということ。例えば、他機関や企業への情報共有は機構の情報管理のルールに沿って行うことになりますが、既存ルールに縛られるのではなく、情報共有しやくなる仕組みを一緒に考えてもらえるなど、みんなで協力して改善していこうという文化がある組織だと感じています。

NICT 研究技術職 安部小百合

国産のセキュリティ製品の底上げを
目指し、
NICTが保有するデータを活用して機能評価などに貢献。

現在の仕事は、CYNEXという事業で産官学連携に携わっています。CYNEX事業は多岐にわたり、NICTが培ってきたサイバー攻撃に関する様々なノウハウや蓄積されたデータを企業や教育機関などに提供しています。その中で私は、国産のセキュリティ製品を強くするためのプロジェクトを担当。具体的にはサイバーセキュリティのソフトやハードを開発している企業に対してデータの提供などを行っています。開発事業者の中には、自社で開発しているセキュリティ製品の機能を評価するためのデータが不足しているケースが数多くあります。そこでサイバーセキュリティ研究所が保有している膨大なデータを利用して検証や性能比較を行う支援活動を行っています。当然、サイバー攻撃は常に新しいマルウェアなどが出てきますが、NICT内には最新の攻撃手法の情報収集をしている部署もあるので、連携しながらデータを提供しています。セキュリティ製品市場は海外製品がシェアを占めていますが、国産製品の品質向上や普及は重要だと思いますので、国産製品の底上げに寄与したいと考えています。

プロジェクトと私

中立な立場から海外製品に負けない国産セキュリティ製品開発を支援。

グローバルなサイバーセキュリティ製品市場は海外製品が大きなシェアを占めている状況の中で、国産セキュリティ製品の品質向上やシェア拡大に向けて支援していくのが、私たちチームの目標です。そのためにもサイバーセキュリティの専門家として最新技術の追求を通して知識を深めると同時に、的確なチームマネジメントを実践し、メンバーが同じ目標を共有しながら最大限に力を発揮できる環境を整えられるように配慮しています。

プロジェクトと私
NICT 研究技術職 安部小百合

チームリーダーとしてメンバーのスキルを把握し、
プロジェクトの目指すべき方向を明確に示す。

ひと口にサイバーセキュリティといっても幅広い分野に及び、Web、ネットワーク、ソフトウェア、OS等のセキュリティをはじめ、生成AIなど新しいものが登場すると、それに対するサイバー攻撃が起こります。そのため、それぞれのセキュリティ強化に取り組むためには幅広い領域の知識が求められるのですが、一人ですべてを網羅するのは至難の業です。そこで重要になるのが、得意分野を持つメンバーが集まり、チームで対処することです。実は少し前までは上司と2人で対応していたのですが、参画企業も増加するなどニーズも拡大したため、現在は私がチームリーダーとして複数名のメンバーで業務に当たっています。チームリーダーとして心がけているのは、メンバーの得手不得手を把握した上で、業務の割り振りを行い、プロジェクトの方向性を明確に示すことです。

NICT 研究技術職 安部小百合
NICT 研究技術職 安部小百合

※写真はイメージです

[もうひとつの顔]

リモートワークを積極的に活用して
家族との時間を大切に。

平日の勤務後や休日は家族と過ごし時間を大切にしています。まだ子どもが小学生になったばかりで手がかかるので、リモートワークを活用しながら家事との両立を図っています。対面コミュニケーションが大事な場面とリモートワークでも可能な業務のバランスを心がけており、そんな柔軟な働き方ができるのもNICTの魅力の一つです。

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