2022/7/11 第33回電波功績賞総務大臣表彰を受賞しました。 2022/6/8 国際間長距離5Gネットワークにおいて衛星回線を統合する日欧共同実験に成功しました。 2022/4/11 ドローン同士が直接通信する新技術により、自動追従群飛行と自律接近回避を世界で初めて実証しました。 2022/3/16 「工場における無線通信安定化に向けた新たな評価方法の実証実験に成功」について、報道発表を行いました。
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NICTは、株式会社KDDI総合研究所、国立大学法人電気通信大学、国立大学法人京都大学、株式会社三菱総合研究所、ソニーグループ株式会社、日本アイ・ビー・エム株式会社と共に、一般社団法人電波産業会から「第33回電波功績賞総務大臣表彰」を受賞しました。
本件は、2.3GHz帯において、異なるシステム間で動的に周波数を共用するダイナミック周波数共用を実用化するため、移動通信システムと既存の無線システムの地理的、時間的な運用状況を考慮した動的な共用システムの研究開発と実証を行い、ステークホルダー間の調整を実施するとともに、システムの稼働開始を推進させるなど、電波の有効利用に大きく貢献したことが認められたものです。


当研究センター 宇宙通信システム研究室、日本無線株式会社(JRC)、スカパーJSAT株式会社、国立大学法人東京大学大学院工学系研究科 中尾研究室は、欧州宇宙機関(ESA)、Eurescom、Fraunhofer FOKUS Instituteと協力し、2022年1月~2月に国内で初めて静止衛星回線を含む衛星5G統合制御に関する日欧共同実験を行い、日欧の国際間長距離5Gネットワークにおいて5G制御信号、4K映像及びIoTデータの伝送に成功しました。
本実験により、衛星回線を含む日欧間の長距離回線で5G通信が成立することが示され、空や海または離島など、従来5Gの展開が困難であった 場所に対して5Gネットワークの早期普及が期待されます。


当研究センター ワイヤレスシステム研究室は、ドローン同士がそれぞれの位置情報などを地上の操縦者やネットワークを経由せずに直接通信するシステムを開発しました。
また、このシステムを応用して、4機のドローンによる自動追従群飛行と自律接近回避の実証実験を行い、成功を収めました。
本技術は、多数のドローンが飛び交う時代に、ドローンの運用効率化と空の安全性の向上に貢献するものとして、物流や広範囲の農薬散布、災害対策など様々な分野への応用が期待されます。


2022年3月17日に、当研究センター長である豊嶋守生が、電子情報通信学会のフェロー称号を受称しました。
この称号は、「学問・技術面における先駆的な業績」、「教育・技術指導を通じた人材輩出」、「技術開発の主導による技術普及」、「学会事業への積極的な寄与」などを通じて、特に貢献が顕著であると認められたシニア会員に対して贈呈されるものです。
この度、豊嶋は「光衛星通信における宇宙実証とレーザの大気伝搬に関する研究開発」における貢献が認められ、受称に至りました。


当研究センターの研究プロジェクト「Flexible Factory Project & Society」は、トヨタ自動車高岡工場の部品搬送工程において、搬送機器を自動運転化する無線システムの導入実験を行い、2021年に策定した評価方法「製造現場をガッカリさせない無線評価虎の巻」の有効性を確認しました。
本評価方法を活用することで、無線システム導入を検討している様々な現場での「無線システムの本格導入までの検証ステップ」の短縮が期待できます。


ワイヤレスシステム研究室の大堀文子 主任研究技術員へのインタビューを掲載しました。
民間企業からNICTに転職した経歴を持つ彼女ならではの興味深い内容になっております。ぜひご一読ください。


現在、研究員の公募を行っています。
先輩研究者のインタビューも参考に、ぜひご検討&ご応募ください。


工場における無線通信安定化に向けた新たな評価方法の実証実験に成功しました。
当研究センター長の豊嶋守生が、電子情報通信学会のフェロー称号を受称しました。
ドローン同士が直接通信する新技術により、自動追従群飛行と自律接近回避を世界で初めて実証しました。
第33回電波功績賞総務大臣表彰を受賞しました。
ABOUT US
情報通信研究機構(NICT)におけるワイヤレス研究の歴史は古く、1896(明治29)年に、当時の逓信省電気試験所による無線電信研究がその始まりです。この研究が日本の無線通信研究の出発点となりました。それから今日まで、無線通信技術は、ラジオ、テレビ、携帯電話、衛星通信と大きく発展し、さまざまな場所・環境から通話やデータ通信が可能になりました。
第5世代移動通信システム(通称「5G」)の利用が進み、あらゆるモノがインターネットにつながるInternet of Things(IoT)や人工知能(AI)が活用されるようになると、大きな社会変革が起こると予測されています。その一方で、無線通信量が爆発的に増えることで起こる周波数資源の枯渇、大規模な災害時や海上からも利用できる通信基盤の確保、都市部と地方との情報格差などといった問題も懸念されます。
ワイヤレスネットワーク研究センターでは、日本が提唱する未来社会のコンセプト「Society 5.0」という超スマート社会の実現に向けて、陸・海・空・宇宙のあらゆる状況や環境の下で「つながる」ワイヤレスネットワークの研究開発や、Beyond 5Gや6Gを見据えて、環境と調和した豊かなコミュニケーションを持続的に実現できる無線技術・システムの普及に取り組んでいます。

組織体制
企画室
RESEARCH
デジタルトランスフォーメーションによる社会変革を目前に控え、以下の2つをミッションとして掲げ、ニーズを踏まえた研究開発を推進するとともに、超スマート社会の構成要素として、新たな価値の創造と、かつてない安心を作ることを目指します。
- IoT(IoE*)を支える情報流通基盤の構築
- 5G/IoT時代の衛星通信の利活用等に向けた技術課題の解決

ACHIEVEMENTS
研究成果を社会に役立てるため、標準化活動や、技術移転、資料公開、特許の取得などに努めています。また、報道発表などの広報活動を通じて広く情報発信しています。
特に優れた成果は、外部団体から表彰も受けています。

CLOSER TO YOU
独自の研究開発だけでなく、国内外の産業界や学術界、そして政府や地方自治体と連携し、共同研究を行っています。
また、各種イベントやオンライン・オフラインの交流を通じて幅広い方々と交流を行い、新たな研究や社会展開の可能性を拡げていきます。

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