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ドローン用光通信機器の開発
ドローン用光通信機器の開発
ドローンは風の影響やGPSによる位置誤差の下で飛行やホバリングをするため、ドローンと光通信地上局間で光通信を確立するには通信光の指向・追尾制御が重要になります。
ドローンに搭載可能な機器には、消費電力、大きさ、重量等、制約が多いため、光通信端末を小型化しつつ、高精度な指向・追尾制御に向けた高速ステアリングミラーや位置センサーを含む閉ループ制御システムの開発がポイントとなります。高精度な指向・追尾制御によりシングルモードファイバに通信光をカップリングさせることで、Gbps/Tbps級の超高速光通信が実現可能となります。
宇宙通信システム研究室では、NTNプラットフォームに搭載する光通信端末の大量生産に向け、様々な種類の光通信端末を開発しています。
成果
- Femi Ishola, Alberto Carrasco-Casado, Phuc V. Trinh, Koichi Shiratama, Hirokazu Masui, Rodrigo Cordova, Yasushi Munemasa, Mengu Cho, Tetsuharu Fuse, Hiroyuki Tsuji, and Morio Toyoshima, "Characterization and Comparison of CubeSat and Drone Platform Jitter Effects on Laser Beam Pointing Stability", In Proc. of the 5th International Conference on Optics, Photonics and Lasers (OPAL' 2022), Tenerife, Spain, May 18th-20th, 2022.
- Phuc V. Trinh, Alberto Carrasco-Casado, Takuya Okura, Hiroyuki Tsuji, Dimitar R. Kolev, Koichi Shiratama, Yasushi Munemasa, and Morio Toyoshima, "Experimental Channel Statistics of Drone-to-Ground Retro-Reflected FSO Links With Fine-Tracking Systems", IEEE Access, vol. 9, pp. 137148-137164, October 2021. https://doi.org/10.1109/ACCESS.2021.3117266.
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