ぱぶまるブログ

「僕から見ればNICTは宝の山です。」先日拝聴した講演で、とあるベンチャー企業の方がそう仰いました。NICTで行われている様々な研究開発をざっと一覧すると、「これとこれを組み合わせたら面白そう」というアイデアが続々と浮かんでくる、と。一つ一つの研究テーマや技術だけではアプリケーションが偏ったり限界ができたりするが、分野や部署を飛び越えて組み合わせれば、これまでにないアプリケーションや利用シーンが見えてくる。だから、これだけ幅広い研究を行っているNICTは宝の山だ、といったお話でした。

ひとつひとつの技術も宝ですが、別の技術と組み合わせることで、新しい可能性が生まれ、これまでにない光を放つ。それがイノベーション（技術革新）なんですね。イノベーションとは、新しい技術を生み出すことだけではなく、新しいアイデアで既存の技術や仕組みに新しい価値をもたらすことでもあります。

イノベーションの元になる宝が山のように隠れている宝島。それがNICTだと思うと、ワクワクしてきます。イノベーターの皆様、ぜひ宝探しにいらしてください！

この宝島はとても広いので、まずはここ、ワイヤレスネットワーク総合研究センターから始めてみませんか？お宝は、各研究プロジェクトの中に隠れていますので、覗いてみてください。早い者勝ちです（笑）。

ワイヤレスネットワーク総合研究センターの
研究プロジェクト一覧

さて、いよいよ年の瀬も迫り、本日が仕事納めとなりました。
今年もあっという間に過ぎましたが、私にとっては、当総合研究センターの広報・マーケティング戦略ワーキンググループ「チームぱぶまる」ができたこと、そして、このチーム中心でウェブサイトのリニューアルを実現できたことは大きな成果であり、宝となりました。

イノベーションで新しい価値を生み出すには、まず「お宝がここにある」と知ってもらう、気づいてもらうことから始まります。そのために、広く報せる＝広報という業務は重要な役割を担っています。宝と宝をつなげるための第一歩です。来年は、チームぱぶまるという宝が、イノベーティブな広報活動にチャレンジをして、更に磨かれていくよう願っています。

最後に、これまでちゃんとご紹介する機会がなかったぱぶまるメンバーをご紹介して、令和元年最後の投稿を締めくくります。

皆様、どうぞ良いお年をお迎え下さい。
そして来年も引き続きどうぞよろしくお願い申し上げます。