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⛄雪が積もりました⛄

そのおかげなのか空気が澄んで富士山がクッキリ🗻

2022年の初出勤、縁起が良いヨイ☄

この写真に映っているのは　“環境データ情報収集解析表示システム”　の観測装置。
（写真の奥の方に富士山が映ってます）

NICTは、この装置を
北は北海道（大樹町）、南は沖縄（恩納村）まで
国内10箇所に設置して実験を行っています。

この実験は、衛星と地上との間で光波による通信＝光衛星通信において
“ サイトダイバーシティ”
が有効であることを実証するためのもの。

光波は曇り（厚い雲）や雨に遮られてしまうので、宇宙空間の衛星と通信するには晴れている必要があります。

大容量データを高速に送受信できるのが魅力の光衛星通信ですが
天気が悪いと光衛星通信が使えないのは悲しすぎます😢

そこで“サイトダイバーシティ”の登場です❕

サイトダイバーシティは、
ある場所では曇りでも、地球上のどこか（光地上局がある場所）は必ず晴れているので、地上のネットワークを使ってその場所まで情報を届け、そこから光波で衛星に送信することができます。
つまり、いつでも光衛星通信が可能になるんです。

NICTは、この実証システムで長期的に気象観測データを収集・蓄積・解析して、サイトダイバーシティが役に立つことを示そうとしています。

リアルタイムの観測データはこちらのページで公開中👇

https://sstg.nict.go.jp/OBSOC/

ちなみに、現時点では、北海道大樹町の気温は－3.7℃、沖縄は19.8℃。
こんなに狭い国なのに、南北でこれだけの気候の違い😲

離れた場所の天気が一目で分かるのも情報通信技術のおかげ。
当たり前になっているけれども、見えないところでちゃんと動いて支えてくれているんですね。

地味だけれどもちゃんと役に立つ技術の研究、これからも頑張っていきます☄