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第3回 NTNs - 非地上系ネットワーク
空と宇宙とまるっと繋がる☄ワイヤレス技術の進化は留まるところを知らず、地上から数㎞上空や、数万㎞先の宇宙空間までを繋ぐことができるようになりました。
衛星通信の歴史は意外に古く、1963年の日米間テレビ衛星中継実験に始まりました。 当時のアメリカ大統領ジョン・F・ケネディ暗殺事件の映像配信で有名ですね。 翌1964年、NICTは、世界で初めて東京オリンピックの国際衛星テレビ中継に成功し、本格的な衛星通信や電波天文の研究を開始しました。
それから55年。 誰もが気軽に飛行機で海外に行けるだけでなく、宇宙船に乗って宇宙旅行までできる時代になりました。はやぶさのように宇宙の奥深くを探査したり、地球以外の惑星で人類が暮らせるかを調査したり。さらには宇宙空間で太陽光発電を行って地上に電力伝送するまでに😲
いま、怒涛の勢いで宇宙開発が進んでいるんです🚀 地上目線だと国や地域のように横方向に境界線をひいてしまいがちですが、宇宙開発の視点だと、海中、地上 、大気圏、宇宙空間のように縦方向で考えます。
これまでは「通信衛星vs地上局」という1対1の通信が主流でしたが、2030~2040年の「Beyond 5G/6G」時代には、携帯電話や船舶など陸上・海上の端末から、上空のドローンや航空機、成層圏のソーラープレーン、そして宇宙通空間の衛星までが3次元的、多層的につながります。
これは「非地上系ネットワーク=Non Terrestrial Networks( NTNs )」と呼ばれ、NICTだけでなく国内外で研究開発が進められています。
🍵お茶受けにYouTube動画もどうぞ
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