夜会

スピンオフゼミ活動

夜7時。大学では授業や研究室の活動が一段落し、大学院生の多くが個々人の研究に没入を開始します。この素敵な時間帯を活用して若手チャレンジラボの活動をより活発にする目的で、11月15日からの3日間、オンライン「資料作成チュートリアル」を企画しました。さて、どんな夜会になったのでしょうか?

1夜目。中間発表資料を様々な角度から見直して「聞き手に響く」表現や構成を検討するという企画に、3名のRAが参加してくださいました。スライド1ページに込められたメッセージ、数ページに渡るストーリー、そして結論。資料の見直しを進めながら、15分間のゼミ発表では理解しきれていなかった研究の細部を改めて理解したのはほかならぬ運営事務局メンバーでした。オンラインの良さの一つはブレークアウトルームが活用できることです。ブレークアウトセッションからは「輪読会」の企画が誕生しています。今後の活動報告をご期待ください。

2夜目。本日の話題は「ゼミの企画」についてです。「普段接する機会のない有識者の方々や企業の方々をお呼びしてディスカッションをしてみたい」と欲する若手研究者は少なくありません。若手チャレンジラボでは、最先端の研究開発能力に加えコミュニティー形成力を備えた人材の育成を目指して「RAによるゼミ企画」にも挑戦していきます。

3夜目。本日の話題は「進路」についてです。量子ICT研究分野は国際協創が活発です。加えて、量子コンピュータの急速な性能向上と共に市場も急速に拡大しています。海外で経験を積む道や起業など、RAの進路に関する悩みは尽きません。若手チャレンジラボは、研究に関する知見共有の場としてだけではなく、進路や将来についても語り合い、量子人材としての長い道のりを共に歩む仲間作りの場としても重要なのだと気付かされる一夜となりました。

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