実現される社会像・ユースケース

情報保有者	守るべき情報の例
国・自治体	外交関連情報、防衛関連情報、安全保障情報、地理情報(インフラ、地下空洞)、戸籍・住民情報、選挙の投票情報　など
組織(企業等)	・顧客名簿、新規事業計画、価格情報、対応マニュアル(営業情報) ・新規技術、製造方法・ノウハウ、設計図面等(技術情報)　など
個人	健康情報、ゲノム情報、思想・信条・嗜好、暗証番号、クレジットカード番号、パスワード　など

漏洩すると重大な影響がある安全保障、外交、防衛、個人のベノム情報などは長期にわたって守る必要があります。これらの情報を通信する際には情報理論的安全性が担保された量子暗号の活用が期待されます。

量子暗号の実用化によって、医療・産業・サービス・行政・外交・安全保障・生活等において、守るべき情報を安全にやりとりする社会が実現します。

量子暗号よりさらに先の未来では、量子ネットワークの実用化によって、人々の便利な生活や高度な社会経済活動が実現することが期待されます。