センターの機能

研究開発、人材育成、社会展開、オープンイノベーション・産学官連携
量子ICT協創センターは、研究開発、オープンテストベッド、人材育成、社会展開の4つの機能を軸として、
新たな融合領域「量子セキュリティ分野」の開拓や、量子技術プラットフォームの構築を先導します。

研究開発

量子ICTの研究開発推進

量子ICTに必要となる量子基礎技術、どのような計算機でも解読不可能な量子暗号と既存技術を融合した量子セキュリティ、量子通信の伝送距離を延長させる衛星量子通信、量子中継器によって構築した量子ネットワーク、これら4つの技術の研究開発についてNICT内外の組織間の連携強化を促し、量子を活用した安心・安全なネットワークの実現に貢献します。
関連情報
量子ICT研究室

人材育成

量子人材の育成と募集

量子人材育成プログラムを通じた量子ネイティブの育成に取り組んでいる他、量子アルゴリズム、高級プログラミング言語、アーキテクチャなど全体をデザインできる人材の育成も検討しています。
また、当センターを中心とした量子セキュリティの最前線でオープンイノベーションに取り組む仲間を募集しています。

オープンテストベッド

テストベッドの構築

Tokyo QKD Networkを中心としたオープンテストベッドの構築・拡充を進めています。企業と共同での技術検証を行うことで、技術の事業化、社会実装に向けた動きを加速化させるとともに、参画企業間の連携や、成果発信による新たな企業の参画を促します。

コンソーシアム形成

量子技術に関するコンソーシアムへの参画により、産学官連携と人材交流、最新の研究成果の発信や技術動向に関する情報交換の活性化を図ります。

社会展開

大学や研究機関と連携しての研究開発はもちろん、企業との共同研究等の協力を通じて、研究成果の創出だけでなく、技術の普及、社会実装、産業競争力の強化に努めます。

知財・標準化

研究開発段階からビジネス化を見据え、知財の獲得や標準化に向けた取組を戦略的に推進します。

国際連携

グローバルネットワーク化に向けて国際的な戦略的パートナーづくりを積極的に進めます。

評価・検定・認証

量子セキュリティ分野に係る規格・基準作りから制度設計提案まで総合的に実施します。

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