2022年第10回ゼミ

1年間の集大成

2023年3月3日(金)、2022年度NICT若手チャレンジラボは最終報告会を開催しました。

<プログラム>
発表1:スケーラブルな変分量子アルゴリズムのための量子回路設計
発表2:コントローラーを用いた量子コンピューターのシミュレーションツールCoQtelの開発
発表3:マルチモード量子メモリによる 量子通信レートの非線形な改善
発表4:アンシラを用いたQAOA及び拡張したQAOAの解析
発表5:ゼロ磁場ダイヤモンドNV中心におけるハイブリッドスピン制御の研究
発表6:離散量連続量ハイブリッド量子技術に関する調査および応用に関する検討
発表7:量子測定における擾乱評価回路
報告:次世代QKDに向けたイジングマシンの活用

第1期生7名は、それぞれが大学院で取組む研究とNICTでの研究を上手にリンクさせ、学会発表や国際誌への投稿につながる質の高い研究成果を生み出しました。

現在、国内の量子人材育成は高等教育機関を中心に整備が進んでいます。国際競争に打ち勝てるレベルの高い研究人材の輩出に、国立研究開発法人における研究経験が強く影響すると、若手チャレンジラボは証明したのではないでしょうか。次年度以降の継続と、卒業生ネットワークの拡大に期待がかかります。

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