12月6日(水)、埼玉県和光市にある理化学研究所量子コンピュータ研究センターの見学会を実施しました。見学会には6名のリサーチアシスタント(以降、RA)だけでなく、NICT Quantum Campの探索型人材育成コースの受講生も参加しました。
量子コンピュータ研究センター長である中村泰信先生より国産初号機となる量子コンピュータである超伝導量子コンピュータ「叡」をご紹介いただきました。
また、量子コンピュータアーキテクチャ研究チームの後藤隼人先生より誤り耐性量子コンピュータの実現に向けた量子誤り訂正符号に関してご講義いただきました。
最後にRAとNICT Quantum Campの受講生が各自の研究内容を紹介しました。実機を見学した後に理論の講義を受けたことで、物理系のパラメータに着目して研究を行うことの大切さを感じてくれたようです。見学会が終わった後も理化学研究所の方々と積極的にディスカッションしていました。
今回の見学会を通して、今後のRAの研究活動が更によいものになることを期待しています。