9/26(木)、2024年度若手チャレンジラボの第3回ゼミをNICT小金井本部にある量子セキュリティ・協創棟にて開催しました。量子通信・量子メモリを専門領域とする5名のリサーチアシスタント(以降、RA)が集まりました。
NICT小金井本部での開催ということもあり、研究進捗報告会に加え、NICTで推進しているQKDネットワークオペレーション室の見学、量子ICTの最先端実験装置・施設の見学を実施しました。RAは興味津々の様子で、NICTの研究者に対して様々な質問を行っていました。
※東京QKDネットワーク:NICT小金井本部を中核に、2010年より運用している世界で最も運用実績の長い量子鍵配送(QKD)に関するテストベッドであり、QKDネットワークの運用や技術面での検証を実施している
研究進捗報告会では、各RAが取り組む研究内容を報告し、NICTの研究者から研究方針などについてアドバイスをいただきました。また、お互いが近い研究テーマであることからRA同士でも活発に議論を交わしました。
夜にはコミュニケーションを促進する目的で懇親会を開催し、研究に関する質問や、日々の雑談など、和やかな時間を過ごしました。
全国各地から小金井に集結して対面で交流することで、RA同士はもちろん、量子ICT協創センターのメンバーとも絆を大きく深めることができました。今後、若手チャレンジラボでは、ゼミだけではなく理研訪問や外部研究者を招いた研究会、成果報告会を実施していく予定です。