11/21(木)、2024年度若手チャレンジラボの中間報告会をオンラインにて開催しました。当日は5名のリサーチアシスタント(以降、RA)とNICTの研究者が参加し、各々の若手チャレンジラボ活動半期での進捗や研究内容の報告を行いました。
解析計算結果の報告、NICTで実施した実験結果の報告など、理論・実験問わず、様々な研究が発表されました。
RAの感想(1)
これまでのゼミを通して、自分は新しいものの見方を出来るようになりました。NICTのRAとしてゼミに参加するまで、自分はたった今やっている研究について、どうすれば上手くいくのかについてばかり考えていました。しかし、多くの研究者、特に新しい技術を生み出してそれらを標準化させる段階まで行っている方々の意見を聞くことで、他の技術との繋がりや整合性など、自分の研究に対して多角的な視点を持つことができるようになりました。
RAの感想(2)
専門分野のネットワーク拡大や新たな知見を求めて若手チャレンジラボに参加しました。毎月のゼミで最前線に立つ研究者の方々からフィードバックを頂いたり、NICTにしかない装置を利用した実験を行うことができたりと、予想以上の充実した環境に驚いています。また、他のRAやそのほかのイベントを通して人脈を拡大することができることも若手チャレンジラボの大きな特徴だと思います。
若手チャレンジラボは来年3月にミニ研究会も予定しています。RAは研究と並行してミニ研究会の準備にも取り掛かっていきます。
※ミニ研究会とは、RAが主体となって企画・運営を行い、量子技術の最前線を走るNICT外の研究者をお招きして講演していただく研究会のこと