2025年第2回ゼミ

2025年 若手チャレンジラボ
第2回を開催
量子研究の現状と未来を繋ぐ活発な議論

2025年8月29日(金)に、若手チャレンジラボの第2回ゼミがWeb会議形式で開催されました。このゼミには、NICT量子ICT協創センターのリサーチアシスタント(RA)に加え、新メンバー1名が合流した計5名のRAが参加。NICT側からは藤原幹生センター長、主管研究員佐々木雅英、主管研究員富田章久、横山輝明、長妻努、福島優らが参加しました。15時からスタートしたゼミでは、新メンバーの自己紹介と研究内容の説明から始まり、続いて4名のRAによる研究進捗報告が順に行われ、NICTの研究者から活発な質疑応答や助言が交わされました。

2025年第2回ゼミ

その後、17時からは次回ゼミの予定や研究室見学が予定されていることの確認が行われ、引き続いて17時30分まで、RA同士やNICTの研究者とのさまざまな意見交換が続き、主にRA新メンバーへの助言が交わされました。また、藤原センター長からはRAの研究レベルの高さへの称賛と、今後のさらなる研究の進展への期待が伝えられました。

<研究報告一覧>

RA0(新メンバー)

  • ・量子情報処理と機械学習の融合研究
    (量子回路学習における入力データの量子状態への埋め込み方法、量子センサーと量子機械学習の融合によるダイヤモンドNVセンターのダイナミックレンジ改善、時間依存する磁場の関数系推定)

RA1

  • ・ダイヤモンドNVセンターを用いた量子センシング
    (RFドレスト状態を用いた微細回路イメージング、温度シミュレーション)

RA2

  • ・強い垂直磁場下でのNVセンターの特性変化に関する実験結果
    (広帯域な交流磁場のセンシング、61MHzまでのエネルギー差拡大、DMRスペクトルにおける奇妙な分裂現象)

RA3

  • ・光量子計算における誤り訂正
    (スクイズドキャット符号の実装と性能評価)

RA4

  • ・量子中継機の研究
    (原子周波数櫛(AFC)を用いた量子メモリの保存時間延長に関する実験結果)

今後も、若手研究者同士はもちろん、NICT外の研究者とも連携・交流を深めながら、量子ICT分野の発展に向けて意欲的に活動していく予定です。

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