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ぱぶまるブログ
宇宙イベント目白押しの2020年
あけましておめでとうございます。
年始にあたり、ご挨拶をさせていただきます。
みなさんの2020年はどんな年になりそうでしょうか?
みなさんもご存知の「はやぶさ2」は、今年末に地球への帰還が計画されています。有人飛行では、米国スペースX社の有人飛行船「クルードラゴン」が年内に宇宙飛行士2人を乗せて飛行予定です。米国ボーイング社の「スターライナー」は無人の飛行試験を実施中で、今年以降に有人の初飛行を行う可能性があります。米バージン・ギャラクティック社の「スペースシップ2」は今年中に無重力体験ができる商業飛行の開始を見込んでいますし、アマゾン社の「ブルーオリジン」も年内に搭乗券を発売予定のようで、2020年はまさしく宇宙イベントが目白押しの1年になりそうです。
我が宇宙通信研究室では、技術試験衛星9号機に搭載する、電波と光のハイブリッド高速衛星通信ミッション「
2020年は東京オリンピックが開催されます。小型衛星を使った新しいサービスがつぎつぎ出て来ており、日本のベンチャー企業ALEは、小型衛星を用いて人工流れ星の実験を年内に計画しているとのことで、オリンピック時に流れると気持ちいいですね。
また、つい先日となる1月7日、米スペースX社は巨大通信衛星網「スターリンク」の3回目の打上げに成功しました。ファルコン9ロケットにより60機の小型衛星が一度に打ち上げられ、これにより、同社はこの1年足らずで軌道上に180機の小型衛星を打ち上げたことになります。小型衛星を用いた宇宙利用は急速に変革しており、当研究室でも、衛星コンステレーションなど超小型衛星への通信技術の新たな研究開発手法を、2020年も引き続き見出していきたいと考えています。
新たな2020年、先に挙げたように宇宙イベント目白押しの年で内容が盛りだくさんですが、皆様と一緒に宇宙分野を盛り上げていけるよう、当研究室では本年も宇宙通信技術に関する研究開発を精力的に進めてまいります。最新情報や開発進捗などはなるべく
当研究室が行う研究開発内容について、気になる点やご意見・ご質問、或いは「一緒に研究したい」などのご要望がありましたら、是非お気軽にご連絡頂ければと思います。皆様の声を参考にさせて頂き、国研としての研究開発が自己中心的にならないよう努めたいと思っています。
つきましては、本年も、どうぞ 宇宙通信研究室 をよろしくお願いいたします。
宇宙通信研究室へのご質問やご意見、お問合せ、ご相談は「 お問合せフォーム 」からお気軽にどうぞ。
*注:⌈ETS-9⌋の表記は宇宙通信研究室で使用している独自のプロジェクト名です。
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