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第2回 CPS - Cyber Physical System
ケーブル(wire)を使わず(less)電波や光でコミュニケーションするのが ワイヤレス通信。
私たちの日常にはワイヤレス通信機器があふれています。
パッと思い浮かぶだけでも、スマホ、タブレット端末、PC、ラジオ、テレビ、リモコン、マイク、家電、カーナビなどなど。
通信範囲も、数センチの近距離から、地球⇔宇宙という超長距離までさまざま。
NICTでは、コンピューター上で実際の電波の動きを再現できるようにする「電波エミュレータ(電波を模擬するシステム)」の研究が進んでいます。
電波を使う機器があふれているということは、電波の影響を受ける機器もそれだけ多いということ。
2030~2040年の社会では、今よりもたくさんのワイヤレス通信が行われることが予想されますが、現実世界にいきなり“どんな動きをするのかワカラナイ”電波が飛び出したら大変😱
ほかの通信をさえぎったり途切れさせたり、大事故に繋がりかねません。
仮免許も取得していない人が、いきなり一人で路上運転をするくらいキケン☠😖
どんな動きをするかが分からない新しい電波の使い方を始める前に、サイバー空間の電波エミュレータで
- 電波がどのような動きをするのか
- ちゃんと狙ったところに届くのか
- 周りの機器に影響がないか
などを確かめることができるようになると、「アマだけど仮免許取得済みよ♪」という感じで、リアル世界での実証実験がしやすくなったり、壁が低くなったりするんです。
電波エミュレータは将来の「 Cyber Physical System(サイバー・フィジカル・システム)」にも貢献するもの。
実際の研究者がYouTube動画でご紹介しているので宜しければご覧ください📺
🥜マメ知識🥜
Q:シミュレータとエミュレータはどう違う?
A:おもちゃに例えると、ミニカーとゴーカートくらい違います。
- シミュレータ:外から見える動きを再現する
- エミュレータ:外側だけでなく、内側の動きもあわせて再現する
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