PEOPLENICTで働く人たち #4
NICTは研究者にとって理想の環境。
いろいろな研究組織を経験してきた私だからこそ、
そう言えます。

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盛合 志帆Shiho Moriai経営企画部 企画戦略室長 兼
サイバーセキュリティ研究所 上席研究員

大学ではコンピュータアーキテクチャを学び国内有数の大手通信企業へ就職。「暗号」分野の研究に携わる。その後、大手電機メーカーへ転職。有名ゲーム機のセキュリティ機能やコピーガードの設計開発に携わる。2012年、NICTへ入所。2019年8月より現職。

国としての安全保障やセキュリティを考える仕事に魅力を感じ、NICTへ。

私にとってNICTは3つ目の職場になります。大学ではコンピュータアーキテクチャを専攻し、卒業後は大手通信企業へ就職。そこから私の「暗号」分野での研究職のキャリアがスタートしました。そこで素晴らしい指導者や同僚に恵まれ、わずか数年で業界のトップカンファレンスで発表するまでに育てていただきました。そこでは10年勤め、当時暗号技術を提案していた大手エンターテインメント企業の方に誘われて転職。その企業グループで有名ゲーム機のコンテンツを守るコピーガードの技術開発や新たな暗号技術の開発に携わるなど9年勤め、培ってきた専門知識や技術を公的な研究機関で活かしたいと思い、NICTに入所しました。NICTに来た一番の目的は、一企業ではできない公的な立場で、暗号技術などの科学技術政策に関われるということ。実際、入所後には自分が期待していた以上の仕事に関わることができており、チャレンジして良かったと心から思います。

一研究者として企画戦略室長として。

現在、私は「経営企画部 企画戦略室長」の役割を担っていますが、一研究者でもあり、暗号技術を活用して民間企業と実証実験に取り組んでいます。突然白羽の矢が立った企画戦略室長。それまでは自分たちの研究プロジェクトに邁進する日々でしたが、組織全体、社会のニーズ、技術動向を見ながら次の5年間の中長期計画を検討するという立場になりました。研究者一人ひとりが自分の強みを最大限に発揮しながら、組織の成長に貢献できる環境にしたいと考えています。民間企業との一番の違いは、国の予算を使って研究を実施するということ。ひとつひとつのお金の使い方についても高い倫理観をもって進めていくべきことを、研究者も自覚しておく必要があります。

男女関係なくワークライフバランスを取りながら働ける環境。さまざまな企業や組織を見て来た私が保証します。

中長期的な視野に立って研究開発を進められる。それがNICTで研究に従事する最大のメリットではないでしょうか。多くの企業は「その研究が利益をもたらすかどうか」を短期的な視点で判断します。しかし、NICTでは中長期的な視点で「国としてやるべき研究かどうか」が重視されます。NICTではそうした研究テーマに没頭できる環境を作ることができますので、研究者の理想の環境と言っていいと思います。また、NICTは社会実装にも力を入れているため、研究成果をいかに社会へ還元していくかを常に意識しています。研究テーマは時代によって変わるもの。固執しすぎることなく柔軟に挑戦していくことが研究にも組織にも大切だと考えています。NICTは男女問わずライフステージに合わせて働いていただける環境。研究職を目指す人にはぜひ見に来てほしいですね。

現在取り組んでいる研究プロジェクト

暗号技術でプライバシーを保護しつつ、不正送金を高い精度で検知する実証実験。

高齢者を狙う「オレオレ詐欺」などの振り込め詐欺。従来は各銀行担当者が不審な出金がないか目を光らせていましたが、これを銀行の垣根を超えて、取引明細データから学習した結果を暗号化したまま共有し合うことで不正送金などの検知精度を上げようという試みです。取引明細は個人情報となるため、データそのものは銀行間で共有せず、検知精度向上に必要な情報のみを暗号化して共有できるような実証実験をすすめています。

私のオフタイム

妻として母として週末は料理などの家事がメイン。普段とは違う頭を使うことでいいアイディアがふっと湧いてきたりします。NICTへの転職を考えていたのもお正月のおせち料理をつくっていたとき。「よし行こう」と決意が固まったのを覚えています。

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