入構後は、経営企画部企画戦略室に配属され、現在は大阪にある未来ICT研究所脳情報通信融合研究センター企画室吹田管理グループのリーダーを務める。趣味は、鉱物標本収集やミュージカル鑑賞をすること。有給休暇も使いながら趣味も本気で楽しんでいます!
前職でICT関係の研究プロジェクトに携わったことがきっかけで、ICT分野に強く興味を持ち、転職活動を始めました。NICTに転職を決めた理由は、ICT分野の最先端の研究をしていることと、勤務地が本部(東京都小金井市)中心であることでした。そろそろ自分自身の拠点を固めたいと考えており、NICTでは地方拠点への異動の可能性がキャリアの中で1~2回程度ありますが、基本的には本部勤務が中心となることも理由のひとつとなり、NICTへの転職を決めました。
入構後は、経営企画部企画戦略室に配属されました。企画戦略室は、機構全体の経営企画を行いますが、私はその中でNICTの窓口として省庁や他機関との橋渡し役を担っていました。各部署の業務内容を把握し適切な担当に繋ぐ必要がありますが、当初は組織について知らないことも多く、対応に苦慮することもありました。
それでも乗り越えられたのは、同僚や上司に恵まれ、相談しやすい環境があったからです。機構全体の経営企画に携わることで、NICT、ひいては国がICT分野の研究開発に対しどのように考え、動いているのかを俯瞰して見る力が養われたことや、様々な部署の職員と連携する中で生まれた繋がりは、大きな財産になったと感じています。
経営企画部で2年勤務した後、現在の部署に異動しました。グループリーダーの業務は、「相談に乗る」ことがほとんどで、グループの業務に関するものからそうでないものまで幅広く相談が寄せられます。相談は「わからない」で終わらせず、一緒に調べたり、他の部署に確認したりするなど少しでも前に進む方法を模索しています。
この際、経営企画部で様々な部署とやり取りしていた経験が活き、過去の業務をやっていてよかったと思える場面があることもやりがいに繋がっています。また、京都の拠点に同期もいるので、困ったことがある時には相談しています!
異動当初は入構3年目でグループリーダーを任され、組織内のこともまだ把握できていない状況で本当に務まるだろうかというのが本音でした。しかし、現在は自分がグループのリーダーという意識よりも、他のグループ員とは同僚のようにフラットな関係という意識の方が強く、良い雰囲気の中で業務ができていると思います! NICTは、「上司だから」「先輩だから」という壁もほとんどなく、意見がある時は対等に話ができ、若手でも意見を聞いてもらえる風土があるなと感じています。
プライベートでは、鉱物標本の収集にハマっていて、家に飾り切れないくらい沢山あるのと、先日鉱物撮影用のカメラも購入したため、趣味を本気で楽しんでいます。(笑)
大規模な販売会にも足を運ぶことがあり、こちらの写真は特にお気に入りの鉱物です!
また、ミュージカル鑑賞も好きなので、休日はかなりの頻度で劇場に通い、心をリフレッシュさせています。観たい公演が平日と重なるときは、業務の都合も見ながら休暇を取って観に行くこともあるので、そういったときに休暇を取りやすい職場なのはとてもありがたいです。
私自身、情報通信分野は全くの専門外でしたが、「面白そう」という直感だけで飛び込みました。大変なこともありますが、これまで知らなかった研究を知ることができ、また前職だけでは経験できなかった業務にもチャレンジさせてもらえていると感じています。
就職活動でたくさん悩むこともあると思いますが、少しでも興味がある、気になると思ったことがあれば、積極的にトライしてみてください!