Flexible Infrastructure Project

経済活動を支える社会インフラストラクチャーは多岐にわたり、鉄道・空港といった交通インフラや警察・消防など緊急性の高い特殊用途のインフラストラクチャー、道路・上下水道など自治体が管理するインフラストラクチャーなどがあります。いずれも生活に密着してものであり、防災・減災の観点からも、デジタル化・スマート化を図りつつ、ハードウェア・ソフトウェア一体となったインフラストラクチャーの次世代化を推進していくことが首相官邸の成長戦略ポータルサイトに掲げられています。

これらのインフラストラクチャーのデジタル化・スマート化には広域なエリアをカバーするネットワークが必要となります。また、様々なインフラストラクチャーが混在する環境となることから、無線化にあたっても、多様な無線方式が混在することを考慮していく必要があると想定されます。そのため、フレキシブル・ファクトリー・プロジェクト等で提案しているSRF無線プラットフォームを拡張して適用できると考えられます。

フレキシブル・インフラストラクチャー・プロジェクトでは、まず、社会インフラストラクチャーで無線システムが適用されるユースケースの整理、汎用的な無線方式 (ローカル)5G/LoRaWAN/Wi-SUN等の活用について、検討を進めていく計画です。