体内外ワイヤレス通信
体内外ワイヤレス通信は、その名の通り、体内と体外の無線端末をつなぐワイヤレス通信です。
人体を構成する筋肉、器官、血液等の体内組織は損失性媒質と呼ばれる電気的な特徴を有することから、電波の減衰量が大きくなります。また、体内端末はアンテナを含む無線端末のサイズを小さくしなければならず、ワイヤレス通信としては技術的に困難な分野です。
NICTでは、体内組織の電気的な特徴を考慮したアンテナの設計、振幅変動が少なく低消費電力化に適した信号波形の設計、消化管内等の体内端末の位置推定技術など、体内外ワイヤレス通信に関する研究開発に取り組んでいます。
これらの技術は、飲み込み型の無線端末を用いる消化管内センサー(カプセル内視鏡等)などへの応用が期待されています。
利用シーン
医療、ヘルスケア
キーワード
#体内外ワイヤレス通信 #体内センサー #カプセル内視鏡 #消化管運動機能計測 #極限環境ワイヤレス
知財情報
特許取得済
実物を見たい
資料がほしい
技術を使いたい
一緒に研究したい
CONTACT
ワイヤレスネットワーク研究センターに関するお問合せは、専用のお問合せフォームからご連絡ください。